2011.04.25(Mon)
これから移植・・・何か情報はないかな・・と、このブログを覗く方も
きっといらっしゃると思います。
移植の様子についてはぼちぼち書いていこうと思っていますが、
とても役に立ったことを、先にひとつ紹介します。
口内炎がひどくなるのを予防するのに役に立つ情報、
にじますさんのブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yogomika/33695117.html#33695117
※ 「クライオセラピー」で検索しても分かります。
口腔内を冷やす療法です。
抗がん剤投与中に口腔内を冷やすことで
粘膜から抗がん剤が染み出すのを少しでも抑え、
口内炎がひどくなるのを予防しようという考え方です。
娘にこの話を聞かせたら、「やってみる!」と言うので、
口に含みやすい小さめの氷や口当たりがいい丸い氷をミネラルウォーターで
作りタッパーにため込んだり、耳下腺に貼る熱さまシートを買いだめしたり
しました。
(娘の耳の下には子ども用シートがちょうど良かったです)
以下は、娘の場合の体験談です。
氷に関しては・・・残念ながら上手くいかず・・・
小さく作り過ぎてすぐに溶けてしまう、いちいち吐きだすのは辛いし面倒、
飲み込むとなれば水分摂取量をはからなければならなくて・・・で、
1つ2つなめただけで断念。
2日めもやっぱり途中で断念。
抗がん剤の点滴時間が長かった(2~3時間だったかな?)事もあって、
うちの場合、実行は難しかったです。
30分くらいの点滴だったら上手くいくかもしれません。
一方、熱さまシートはただ貼るだけなので、放射線照射後の耳下腺腫れの
予防も含め前処置の時から始めて、移植後もしばらくの間お守りのように
ず~っとず~っと両耳の下に貼っていました。
10日間位かな。それ以上かも。
それプラス、ミニサイズのアイスノンでも耳下腺を冷やしていました。
シートの上から、これでもか!というくらいに。
あとは、看護師さんにマメにうがいをする事を勧められましたので、
1時間に1回はうがいしようと決めて、眠っている時以外は、時計の長針が
12を指すたびに起き上って氷水でブクブクガラガラしていました。
トイレの後の手洗いの時もついでにうがい。 ひたすら、うがい。
娘は吐き気が強く出たため、1日に何度も、多い時は20回くらい吐いていた
のですが、吐いた後も必ず氷水でうがいをしていました。
口が一瞬スッキリするから・・という理由でしたが、これも、結果的に
口の中を冷やす事になったと思います。
振り返ってみると・・・
娘の口内炎は、本人いわく、「ほとんどなかった」 と。
(親目線では、それはちょっと言い過ぎかなとは思いますが・・・)
前処置の段階から何日も吐き通しだったので、喉の奥を痛め、血も吐いて、
また、舌の裏側のスジ?の部分も痛がって、結局はフェンタニル(モルヒネに
代表される麻薬系の鎮痛剤の一種)の持続点滴のお世話になりました。
でも、口内炎だけに関して言えば、ほほの内側が白くなった程度で、
軽症だったと言っていいと思います。
このおかげかどうかはわからないけれど、熱も高熱にはならなかった。
移植期間中、最高で38度2分でした。
CRPも1まで上がらず。
薬の種類や量、放射線の有無、回数など、受ける前処置によって人それぞれ
経過は違うでしょうが、口内炎は多くの方が経験するのではないかと思い
ます。
口中がただれて痛みがひどくて口を開くことができなかった・・とか
水も唾液も飲み込めなくなって一言もしゃべれない日が続くよ・・とか
移植前、先輩お母さん方からいろんな話を聞きました。
そんな辛い事、避けられるのであれば避けたい・・・
少しでも予防できるのであれば、なんでもやってみよう・・・
そう思ってやってみましたが、意外に基本的で簡単なことでした。
ゼロにはできなかったけれど、効果は実感できました。
やってみる価値はあると思います。
口内炎による体力・気力の消耗が少しでも減らせるのではないかと。
最後に・・・
情報を記事にして発信してくれたにじますさん、
それを教えてくれたあっきさんに心から感謝します。
ありがとうございました。
きっといらっしゃると思います。
移植の様子についてはぼちぼち書いていこうと思っていますが、
とても役に立ったことを、先にひとつ紹介します。
口内炎がひどくなるのを予防するのに役に立つ情報、
にじますさんのブログです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yogomika/33695117.html#33695117
※ 「クライオセラピー」で検索しても分かります。
口腔内を冷やす療法です。
抗がん剤投与中に口腔内を冷やすことで
粘膜から抗がん剤が染み出すのを少しでも抑え、
口内炎がひどくなるのを予防しようという考え方です。
娘にこの話を聞かせたら、「やってみる!」と言うので、
口に含みやすい小さめの氷や口当たりがいい丸い氷をミネラルウォーターで
作りタッパーにため込んだり、耳下腺に貼る熱さまシートを買いだめしたり
しました。
(娘の耳の下には子ども用シートがちょうど良かったです)
以下は、娘の場合の体験談です。
氷に関しては・・・残念ながら上手くいかず・・・
小さく作り過ぎてすぐに溶けてしまう、いちいち吐きだすのは辛いし面倒、
飲み込むとなれば水分摂取量をはからなければならなくて・・・で、
1つ2つなめただけで断念。
2日めもやっぱり途中で断念。
抗がん剤の点滴時間が長かった(2~3時間だったかな?)事もあって、
うちの場合、実行は難しかったです。
30分くらいの点滴だったら上手くいくかもしれません。
一方、熱さまシートはただ貼るだけなので、放射線照射後の耳下腺腫れの
予防も含め前処置の時から始めて、移植後もしばらくの間お守りのように
ず~っとず~っと両耳の下に貼っていました。
10日間位かな。それ以上かも。
それプラス、ミニサイズのアイスノンでも耳下腺を冷やしていました。
シートの上から、これでもか!というくらいに。
あとは、看護師さんにマメにうがいをする事を勧められましたので、
1時間に1回はうがいしようと決めて、眠っている時以外は、時計の長針が
12を指すたびに起き上って氷水でブクブクガラガラしていました。
トイレの後の手洗いの時もついでにうがい。 ひたすら、うがい。
娘は吐き気が強く出たため、1日に何度も、多い時は20回くらい吐いていた
のですが、吐いた後も必ず氷水でうがいをしていました。
口が一瞬スッキリするから・・という理由でしたが、これも、結果的に
口の中を冷やす事になったと思います。
振り返ってみると・・・
娘の口内炎は、本人いわく、「ほとんどなかった」 と。
(親目線では、それはちょっと言い過ぎかなとは思いますが・・・)
前処置の段階から何日も吐き通しだったので、喉の奥を痛め、血も吐いて、
また、舌の裏側のスジ?の部分も痛がって、結局はフェンタニル(モルヒネに
代表される麻薬系の鎮痛剤の一種)の持続点滴のお世話になりました。
でも、口内炎だけに関して言えば、ほほの内側が白くなった程度で、
軽症だったと言っていいと思います。
このおかげかどうかはわからないけれど、熱も高熱にはならなかった。
移植期間中、最高で38度2分でした。
CRPも1まで上がらず。
薬の種類や量、放射線の有無、回数など、受ける前処置によって人それぞれ
経過は違うでしょうが、口内炎は多くの方が経験するのではないかと思い
ます。
口中がただれて痛みがひどくて口を開くことができなかった・・とか
水も唾液も飲み込めなくなって一言もしゃべれない日が続くよ・・とか
移植前、先輩お母さん方からいろんな話を聞きました。
そんな辛い事、避けられるのであれば避けたい・・・
少しでも予防できるのであれば、なんでもやってみよう・・・
そう思ってやってみましたが、意外に基本的で簡単なことでした。
ゼロにはできなかったけれど、効果は実感できました。
やってみる価値はあると思います。
口内炎による体力・気力の消耗が少しでも減らせるのではないかと。
最後に・・・
情報を記事にして発信してくれたにじますさん、
それを教えてくれたあっきさんに心から感謝します。
ありがとうございました。