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移植 ⑦  Day 0 移植当日

娘の第2の誕生日。新たな始まりの日。

1997年3月、娘が生まれた日は雨でしたがこの日はどんな天気だったのかな。
ん~、思いだせません。
ガラス張りの無菌室の向こう側に外が見える窓があるのですが、眺める余裕は
まったくない毎日を過ごしていていました。
先に移植した先輩ママさんが、お子さんの移植前日の悪天候に
  「飛行機が飛ばなかったらどうなるの??」
と心配そうに話していたのを覚えていますが、私は当日そんな心配はしな
かったのできっと穏やかな冬の1日だったんじゃないかな。


Day 0

熱は36.6度~37.2度。

娘はこの日、朝から「今までになく体が重くてだるい」と訴えていました。
吐き気もあるけれどだるさの方が上回るそう。
緊張しているのもよく分かりました。

朝は11時半まで寝ていて、起きたら薬を飲んでシャワーを浴びる。
薬は12時、18時、24時。3回とも飲めました。
吐いたのは1回。

私も朝から緊張がMAXでした。
いよいよだね~なんて言わないようにして娘の前ではさら~っと過ごす。
いや、さら~っと過ごしているように振る舞う、かな。
心は張り詰めていて、何かしていないといられない、けれど何をしていいのか
分からない・・・そんな1日を過ごしていました。


肝心の骨髄液は・・・
ドナーさんが遠方なので病院職員の方が前日に現地入りしてくださっていて、
採取が終了したら新幹線で運んで下さる事になっていました。
到着は夕方~夜の予定。
そこから処理をして移植が始まるのは夜になるでしょうと言われていたので、
今日が Day0 だといっても日中は特に何もすることがなく・・・。
いつものように16時頃からセンター内のソファーに座って幼児さんが遊ぶのを
ぼんやりと見学。

19時前、到着。

主治医が保冷容器に入った骨髄液を病室に持ってきて娘に見せてくれました。
大きなパック2つ。合計1リットルくらいあるのかな?
その量の多さにとても驚きました。
こんなに採ってドナーさんの体は大丈夫なのかととても心配になりました。

「これから処理をして、19時半頃から移植を始めます。」

記録があいまいではっきりしませんが、移植が始まる少し前から
血液製剤?のハプトグロビン(溶血予防)とベニロン(免疫力アップ)や
ソルコーテフ(ショック症状予防?)、ポララミン(アレルギー予防)など
の点滴が次々と入りました。

   注;薬名は記録していますが、それが何の目的なのかははっきり記録
     出来ていません。
     なにぶん素人ですので、その点ご了承ください。



19時30分、移植開始。

手に脈を見る機械をはめる。
血圧を15分に1回計る。
熱も時々計る。

直前は、病室に人が出たり入ったりし点滴も次から次に・・・で、
いよいよ始まるんだと娘も私も緊張しましたが、移植自体はとても穏やかに
粛々と始まりました。
いつもの輸血と変わらない感じ。(中身は大量だけど)

移植が始まって、ドクターと看護師さんが部屋を出ていくとき、無菌室の
送風スイッチが入りました。
ゴーーーという音とともに無菌の風が枕元から流れてきて、
  「あ~いよいよだな。」
と実感する。
   (無菌室の様子は後日別の記事にします。)



1時間ほど経って、娘は少し落ち着いてくる。

22時、ドラマ「美咲ナンバーワン」を見る。
いつもと変わらない夜の光景でした。



移植当日



24時、夜の分の薬を飲んで寝ようとするが、利尿剤が入り3回トイレへ。
その後就寝。


深夜1時半過ぎ、1パック目完了。
主治医が2パック目を接続。 
   (夜中でしたが、接続は医師の仕事だそうです)

   夜の移植に備えて(眠気覚ましも兼ねて)夕方に市販の栄養剤を
   飲んでいたのですが(私が、です。そのため目がギンギン 笑)、
   終わるのは朝になるでしょうということで、2パック目接続後に
   私も就寝。
   


翌朝、8時半頃には中身のほとんどが終了しました。
ルート内の残りを1時間かけて生食で流し、全部が終わったのは 9時半過ぎ。

全 900ml、14時間 でした。

    注;パック数は人それぞれで、1パックだったよ~と言うママと
      うちも2パック~と言うママがいました。
      子どもの年齢とか体重とかによるのかな。
      要はドナーさんの細胞の数がしっかりあればいいみたいです。
      かかる時間も数時間~十数時間とさまざま。
      臍帯血移植のお子さんで、注射器であっという間に終わった~
      というママさんもいました。



Day0
   内服薬  ポリミキシン(無菌化 錠剤)
          バンコマイシン(無菌化 液体)
          レベニン(無菌化整腸剤 錠剤)
              
   点滴    ファンガード(抗カビ) 
          セフェピム(抗生剤)
          アシクロビン(抗ウィルス)
          フラグミン(VOD予防 24時間持続)
          プログラフ(免疫抑制剤 24時間持続)
    
          ハプトグロビン(溶血予防)
          ベニロン(免疫力アップ)
          ソルコーテフ(ショック症状予防?)
          ポララミン(アレルギー予防?)
   


【 採血結果 】     Day0   (前回Day-2)

    白血球 ・・・・・   220   (1,310)
    ヘモグロビン ・・  7.8    (8.1)
    血小板 ・・・・・  6.4万   (10.3万)
    CRP  ・・・・・・   0.11    (0.21)

ここにきてやっと白血球がどんと下がってきました。



テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

     

コメント

移植のこと

去年の9月の終わりに息子は再発の告知を受けました。その日はカートの西日本選手権が終わってそこそこいい成績だったので毎年鈴鹿で開催されるF 1日本グランプリに金曜日のフリー走行から学校休みで連れて行ってやると約束しました。なのにこの告知は残酷過ぎです。おそらく骨髄検査の後すぐに入院になるだろうと思い検査の前の日は仕事を早く切り上げて学校に迎えに行きました。息子はいつものようにグランドでサッカーをしていました。僕は涙で前がみえませんでした。そして大好きなおばあちゃんの家でご飯を食べて一緒に泡だらけのお風呂に入って遅くまでゲームをしてみんなで寝ました。僕は眠っている息子を抱き締めて朝まで泣いていました。
当日の朝息子は病院に行きたくないと泣き出しました。もうすでに何かを感じていたのかもしれません。息子は結果を受け入れてがんばると言ってくれました。HLA 検査の時に採血で泣いている弟君の頭をなでて大丈夫だよって言ってました。自分がこれから辛い目にあうと分かっているのに…強くて優しいお兄ちゃんです。
なんて僕も過去を長々と振り返ってしまってすいません。
2週間後は半年マルクです。大丈夫です。自信があります。
F1は10月ですがもうすでにチケットもあります。
初発の時から2年連続で連れて行けてません!!今回はやっと行けます!!
そしてマルクの前日はカートの全国大会!頑張って来ます。
お互い子供の人生はこれからです。頑張って?見守っていきましょう♪
ではまた(^-^)v

がんてつさんへ

再発の時のことはいずれ記事にしようと思っていますが、思いだすのはまだちょっと・・・。たとえ月日が経ってもいつになっても辛い日の記憶として残るのでしょうね。

息子さん、優しいお兄ちゃんですね!自分のことはさておいて人を思いやる心・・・病気を経験した子は強い!弟くんもたくさんたくさん我慢してお兄ちゃんと一緒に闘っていたんですよね!
うちは一人っ子なので、こういう話を聞くと兄弟っていいな~ってついつい思ってしまいます。うらやましい。

今週、来週、忙しそうですね。
「悔いのないように・・・」娘も娘なりの完全燃焼を目指して、中体連に参加します。
暑さもいよいよ本番です。適度に休憩も入れつつ、思いっきり突っ走っていきましょう!


そうそう、まだ内緒ですが(誰に?)うちも10月の某ジャ○ーズのコンサートチケットがもうすぐ届く・・・はず。(受験生なのは忘れましょう。笑) 楽しみ、楽しみ。
Secre

     
プロフィール

bokuranoasita

Author:bokuranoasita
保育の専門学校生の娘(20歳)の母親です。
同病の方の参考になれば。 
初発→プロトコールAML05  
   (中リスク)
再発→プロトコールAML05    
   を3回まで
   &造血幹細胞移植

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